2023/02/07
雪かきで肩こりや腰痛に悩まれている方へ
![](https://blog.physiocenter-morioka.com/wp-content/uploads/2023/02/106cfa53d481a314c8394e3d098a8a1f_t.jpeg)
盛岡では先日、2月では過去4番目に多く積もった雪によって、交通障害など様々な影響を受けました。
特に、数時間で30センチ以上積もったことによって、1日に何回も雪かきをされた方。会社帰りに深く積もった雪によって大変な想いをされた方。除雪車によって車の出口がふさがれ、重い雪を運ぶのに疲れた方などなど、疲労困憊された方も多かったのではないでしょうか。
その結果、腰痛や肩こりで悩んでいるという方もいらっしゃるかもしれません。
なぜ、雪かきをすると肩こりや腰痛になるのか
雪かきで腰や肩を痛める原因に関して、多くの人が勘違いされているようですが、重い雪をもったことによって腰痛や肩こりになることはあまりありません。
なぜなら、最近の雪かきの道具は、重い雪を持ち運ぶのではなく以下のイラストのように、雪を押すことが多いはずだからです。
そのため、押すという行為によって、前傾になって足で踏ん張る動作をし続けるために、背面の筋肉を酷使している状況になります。(特に腰とももの裏)
背筋ともも裏の筋肉をここまで使うことはあまりないために、肩や腰の筋肉が張ってくるため、肩こりや腰の痛みになっていくというわけです。
ただし、それは病名のつく腰痛ではありません
ただし気を付けるべき点は、それは診断名のつく腰痛ではないという点です。
※腰痛の中で診断名が付くのは全体の15%のみ。
雪かきによってなる腰痛の多くは、筋緊張性のものになり、筋肉が常に緊張していることによって起きた痛みというわけです。
対策としては、背中を丸くして筋肉をストレッチさせること。
また、肩こりは僧帽筋が緊張していることによって痛みが出てくるため、バンザイなどで筋肉を緩める工夫が必要です。
腰痛や肩こりになりにくいカラダづくりをしたい方は・・・
フィジオセンター盛岡では、国家資格を持つ理学療法士や作業療法士が、あなたに合わせた筋肉の緩める方法や肩こりや腰痛になりにくいトレーニングの方法を指導しています。
興味がある方はお気軽にお問い合わせください。
フィジオセンター盛岡
電話: 019-681-6647
ホームページ https://physiocenter-morioka.com/
関連記事 - Related Posts -
-
2020/03/01
-
岩手の健康寿命の平均は?寝たきりで6年以上生活する可能性も
-
2022/09/27
-
冬の暖房と脳卒中の関係について
-
2023/06/20
-
大谷翔平選手を目指すならパワーを優先してはいけない
-
2022/07/26
-
80歳の壁シリーズ 20代でも多い虚弱体質について
最新記事 - New Posts -
-
2024/07/23
-
ストレートネックや肩こりの放置は危険!早期対策の重要性と効果的なケア方法
-
2024/07/16
-
小学生から大人までが悩んでいるストレートネックについて
-
2024/07/09
-
小中学生の偏頭痛の急増と対策について
-
2024/06/25
-
骨盤底筋群と肩こりの意外な関係