お医者さんからこのまま運動しないと歩けなくなりますよと言われたときに、まず考えて欲しいこと
![](https://blog.physiocenter-morioka.com/wp-content/uploads/2021/10/bruce-mars-gJtDg6WfMlQ-unsplash-scaled.jpg)
先日、整形外科の検診に行った際、
先生から突然、
「このまま運動しなければ、歩けなくなりますよ」
と言われました。
とはいえ、
何をどのようにどれくらいしていいのか分からず困っています。
私自身、70代に突入した今、
どうすればいいのでしょうか?
社会問題になりつつあるフレイル
まずはこちらの動画をご覧ください。
この問題の重要な点は、
自分がフレイル体質かどうか
気を付けていなければわからない
という点です。
転んでけがをして初めて知った
という方も多い一方で、
転倒をして歩行不全になってから
フレイルだったという可能性もあるわけです。
社会とのつながりを失うことがフレイルの最初の入口
https://www.tokyo.med.or.jp/citizen/frailty より
特に、
定年退職後の男性や
子育てが終わった主婦の方、
社会とのつながりを失うことで
生活範囲が狭まり、
気持ち的にも体力的にも
一気に衰えてしまう方が急増しています。
まずは規則正しい食生活と運動を
今すぐ始めるように心がけていきましょう。
https://www.tokyo.med.or.jp/citizen/frailty より
どんな運動するかを考える前に
フレイル予防には、
バランスの取れた食事や運動が不可欠。
しかし、いきなり厳しい食事制限やキツイ運動をしようとしても
長続きできるわけがありません。
そこでまず考えるべきは、長く続けられる趣味を見つけること。
やりたくないことをするのではなく
好きなこと、楽しいことで運動になれば
フレイル予防に十分つながります。
※フレイル予防のための趣味を見つける際、読書や手芸などは運動につながらないため避けましょう。
例えば、お花を見るのが好きという方は、
カメラ片手に散歩をしてみたり、
お酒が好きな方は、
酒蔵巡りをしてみてもいいでしょう。
特に、旅行を趣味にされている場合は
否応でも歩く機会が増えるのでおススメです。
どんな運動するかの前に
長く続けれらる趣味を見つけること。
それがフレイル予防の一番の対策です。
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