2023/02/21
5人にひとりが認知症になる時代に備えるために
ご存じでしょうか?
日本における
65歳以上の認知症の罹患者は
2020年時点で約600万人。
2025年には約700万人となり、
高齢者の約5人にひとりが
認知症になると予想されています。
認知症と物忘れの違い
認知症は早ければ40代。
遅くとも60代に入ったときには始まっていると言われています。
突如として、今日になって”認知症”になる
ということはありません。
だからこそ、重度の認知症にならないように
対策をしていく必要があるのですが、
その前に、認知症と物忘れの違いを知っておくといいでしょう。
例えば、家族との会話でふと3年前に行った旅行の話になりました。
そのとき、「あのお城良かったよね」と誰かが感想を言ったとき、
自分は「えっ、お城に行ったかな?」と発してしまったとします。
その際、当時の写真を持ってきて、
当時の様子を思い出すことができればそれは物忘れ。
一方で、その写真を見ても思い出せない。
または、旅行に行ったことすら覚えていない場合は
認知症の可能性が高まります。
つまり、思い出せるかどうかが
ひとつの境目になるというわけです。
仕事と子育てが終わるときが要注意
次に、どういう時を境に認知症が始まる方が多いのか。
それは、
・定年退職したとき
・子育てが終わったとき
です。
それまで、人生の大半を費やしてきたことが終わってしまうと
一気にモチベーションが下がる方がおられます。
その結果、活動の意欲までそがれ、
家に引きこもる テレビばっかり見ている
という生活が続くことで
物忘れが激しくなり
最終的に認知症がはっきり分かってしまう段階に
突入する人が出てきます。
大事なのは、
人生の大半費やしてきたものが無くなったときに
他にやりたいこと 活動の意欲が湧く人かどうかです。
対策は趣味を持つ 活動的になる
このことは多くのメディアでも言われていますが、
認知症対策はコミュニケーションを取る機会を増やすこと。
主に、
・趣味を持つ
・活動的になる
ことが重要です。
その際、どうしても活動的になれない場合、
なおかつ、介護保険が使える場合は、
半強制的にでも
デイケアやデイサービスを利用して
誰かと会話をする機会
体を動かす機会
を増やすことを推奨しています。
コミュニケーションを取る機会を増やすことで
認知症対策にもつながる可能性が高まります。
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