2026/01/19

冬になると肩こりが悪化する本当の理由

 

この記事を書いている人 - WRITER -

「寒くなってくると、肩こりが一気につらくなる」

そんな感覚を、毎年のように感じていませんか。

実は、肩こりが特に増えやすいのは、真冬よりも11月〜12月です。この時期は、体がまだ寒さに慣れておらず、「寒冷循環」が十分に働いていない状態。そのため、同じ気温でも必要以上に寒く感じてしまいます。

さらに、

・冬物をまだ全部出していない
・ヒートテックなどの防寒対策が遅れがち

といったことも重なり、体は急な冷えにさらされやすくなります。

 

体は「縮こまる」ほうが得意にできている

 

寒くなると、無意識のうちに肩をすくめたり、背中を丸めたりしますよね。

これは体温を逃がさないための、自然な自己防衛反応です。

赤ちゃんの姿勢を思い浮かべてみてください。手足を内側に寄せて、丸くなっています。人の体は、伸ばす動きよりも縮める動きのほうが強く出やすい構造になっています。

寒さの中でこの姿勢が続くと、首をすくめた状態が習慣化し、首から肩にかけての筋肉(僧帽筋)が常に緊張します。

これが、冬に肩こりが悪化しやすい大きな理由です。

 

肩こりは、自然にはリセットされない

 

「冬に慣れたら、そのうち楽になるのでは?」

そう思われがちですが、実はそう簡単ではありません。

11月・12月にできた筋肉の硬さは、そのまま残りやすく、きちんとケアしないと解消されません。放っておくと、硬さがしこりとして定着してしまうこともあります。

この状態を繰り返すことで、毎年少しずつ肩こりがひどくなっていく、という悪循環が起こります。

 

女性は肩こりが慢性化しやすい理由

女性は、首を支える筋肉がもともと弱い傾向があります。

そのため、無意識に力が入りやすく、肩こりが慢性化しやすいのです。

さらに、

・パソコン作業
・手を前に出す姿勢が多い仕事

こうした生活習慣も、体を縮こませる原因になります。寒さと姿勢のクセが重なることで、肩こりはより根深くなっていきます。

 

痛み止めやマッサージだけでは足りない理由

 

つらいとき、痛み止めを飲むと一時的に楽になります。

ただし、筋肉の硬さそのものは取れていません。

また、マッサージも気持ちはいいですが、姿勢が変わらなければ、数日で元に戻ってしまいます。

本当に大切なのは、

・姿勢を見直すこと
・筋肉の緊張を根本からゆるめること

この両方です。

 

繰り返さない体をつくるために

 

ストレートネック、巻き肩、反り腰など、現代人に多い姿勢の乱れがある限り、肩こりは何度も繰り返します。

もし「毎年同じことで悩んでいる」と感じるなら、一度体全体を見直してみてください。

それが、冬の肩こりから抜け出すための、やさしくて確かな第一歩になります。

 

この記事を書いている人 - WRITER -