2026/01/12
「反り腰」が招く腰痛を甘く見てはいけない理由
腰痛を経験したことがない人の方が、もしかすると少数派かもしれません。
腰痛は日本では“国民病”とも言われ、肩こりと同じように「仕方ないもの」「付き合っていくもの」と諦めてしまう人が多い症状です。
冬になると、
「腰が痛いけど、やらなきゃいけないことがある」
「とりあえず湿布やマッサージでごまかそう」
そんなふうに、痛みを抱えたまま動き続けてしまう人は少なくありません。
しかし、その“ごまかし”が、実は腰痛を悪化させる原因になっていることがあります。
動ける腰痛ほど、実は危ない
しびれが出る腰痛は、多くの人が「危険だ」と気づきます。
一方で、「ちょっと痛いけど動ける腰痛」は軽く見られがちです。
このタイプの腰痛の多くは、腰の筋肉が強く張っている状態です。
触ってみると、硬くなっているのが分かることも多いでしょう。
特徴的なのは、腰に手を当てて後ろに反らすと、少し楽になること。
ところが、元に戻すと、また痛くなる。
これは、反らすことで一時的に筋肉をゆるめて、痛みを“誤魔化している”だけなのです。
反り腰が腰を追い込んでいく
動いているうちに痛みを忘れることもあります。
しかしその時、腰はすでに反り腰の状態になっています。
反り腰とは、腰椎や椎間板に強い圧迫がかかっている姿勢です。
人間の体は、無限に反れるわけではありません。
反り続けることで、いずれ限界が訪れます。
その結果、
・腰が戻らなくなる
・さらに筋肉が張る
・ちょっとした動作で「ギクッ」となる
いわゆる、ぎっくり腰が起こりやすい状態に追い込まれてしまうのです。
腰が痛いと感じたら、まず確認してほしいこと
腰が痛いと感じたら、まず次のことを確認してください。
・後ろに反らすと、少し楽になるか
・真っすぐに戻すと、痛みが強くなるか
もし当てはまるなら、それは筋緊張性腰痛の可能性が高い状態です。
この段階で、
・無理に動き続けない
・反らす姿勢で誤魔化さない
・筋肉をゆるめるケアを始める
これだけでも、その後の悪化を防ぐことができます。
痛くても「前に丸める」ことが大切
おすすめなのは、椅子に座った状態で、床に手をつくように体を前に倒すこと。
背中を丸めることで、張りつめた腰の筋肉が伸ばされます。
反らすのではなく、前に丸める。
これが腰を守る大切なポイントです。
もしそれすらつらい場合は、無理をせず、専門家に相談してください。
腰痛は「早めの対処」で変わる
筋緊張性腰痛は、適切に対応すれば1週間〜10日ほどで改善することが多い症状です。
それでも改善しない場合は、自己判断で放置せず、相談することが大切です。
「診断名がついていない腰痛」
「いつものことだから」と侮らないでください。
腰が出している小さなサインに気づき、早めに対処することが、冬を快適に乗り切る一番の近道です。
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