2022/01/31

若い人でもなりやすい腰痛 筋緊張性腰痛って知っていますか?

 

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筋緊張性腰痛という言葉をご存知でしょうか?

筋緊張性腰痛とは、腰の筋肉の過剰な緊張や、それに伴う筋膜の損傷により起こる腰痛のこと。

ほとんどの方の腰痛は、この筋緊張性腰痛のケースが多く、統計は出ていませんが8割型この筋・筋膜性腰痛症になると感じています。

 

長時間の運転や立ち仕事の場合に多い症状

長時間の運転や立ち仕事など、筋肉を使いすぎて自分でほぐすことができない状態になることで、腰痛へとなっていく傾向にあります。

ただし、世の中には同じ姿勢を保っていても腰痛になりやすい人となりにくい人というのが存在しているのも事実。

なりやすい人の特徴は何かというと、腹筋が弱い人と骨盤と背骨の動きがあまり良くない人。

つまり、腹筋を鍛え、骨盤と腰椎の可動域をつくることが大切になります。

逆に、腹筋が強く骨盤の可動域が広い人は筋緊張性腰痛にはなりません。もし、腹筋を鍛えて骨盤を可動域が広いにもかかわらず腰が痛い場合は即病院に行かれることをおススメします。

腹筋の鍛え方間違っていませんか?

では、腰が痛いと感じたら 骨盤の可動域を広げながら、まずは「腹筋」を鍛えることから始められると思いますが、意外な落とし穴として腹筋を鍛える方法を間違っている人がとても多いということです。

こんなトレーニングしていませんか?

間違った腹筋トレーニングイメージ

寝ている状態から、起き上がるカタチでトレーニングをしているという方。このトレーニングは腹筋ではなく、股関節を曲げる筋肉(腸腰筋)を鍛えているだけなのです。

画像引用:https://junk2004.exblog.jp/27069872/

腸腰筋を鍛えすぎると腰椎が前に出てきてしまうため、結果的に反る形になり腰痛になってしまうこともあります。

若い人たちの中で椎間板ヘルニアになるのは運動部だけ。間違ったやり方をしてしまうと、腰痛を悪化させるだけになってしまうので注意しましょう。

 

腹筋は4つあるってご存知ですか?

意外と知られていないこととして、腹筋は4種類あるということ。

画像引用:https://blog.reliance-consulting.jp/post-456/

いわゆるシックスパックになる部分は、腹直筋。斜めにねじる筋肉は内腹斜筋 外腹斜筋。

腰痛に必要な腹筋は、腹横筋になるのですがなかなか鍛えられない部分でもあります。腹横筋は体を安定させるために必要な筋肉で、この筋肉が弱いとコルセットをつけて安定させるケースもあります。

つまりまずは、腹横筋を鍛えることが大切なのです。

 

なぜ、そのトレーニングを行うのかを理解する

腰痛や肩こりの問題なども含め、なぜそのトレーニングを行うのか。どのような効果が期待できるのかをきちんと理解することです。

例えば、野球やサッカーなどのメジャースポーツだけを見ても、ほとんど使うことのない筋肉を一生懸命鍛えて、結果的にけがをしやすい体を作ってしまっている人も多くいます。

なぜ、この筋肉を鍛えるのか どの筋肉をまず緩ませていくべきかなど知識を増やした上で、トレーニングを行うことをおススメします。

 

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