2022/09/07
シニアのダイエットが危険すぎる理由
年齢を重ねても容姿について悩む方は多いです。
特に女性の方は、お腹回りや下半身、
二の腕が気になるという悩みが常にありますし、
男性の方でもポッコリお腹=病気になりやすいという
自己判断からダイエット(食事制限)を
し始める方もいらっしゃいます。
メタボ対策よりフレイル予防を
しかし現実は少し違うことも。
例えば、2006年に
国民健康栄養調査の結果が発表され、
一番長生きだったのは
「太り気味」とされる
BMI25~29.9の方々で、
BMI18.5未満のやせ型の死亡率は
2.5倍もあったそうです。
BMIが25以上とは男性でいえば
日本の平均身長170センチの方であれば、
80キロ前後の体重があることとなり、
結構な体型のように見えるはずです。
特に年齢を重ねた女性は
体重が増えることに
罪悪感があるかと思いますが、
年齢が65歳を超えてきましたら、
体重を落とすことよりも
バランスの良い食事
(特に肉を食べるように心がけること)と
適度な運動を意識するようにされることを
お勧めいたします。
なぜなら、シニアの方々は
年齢を重ねることに食べる量が少なり、
お昼だけ少し食べて、夜は晩酌だけで終わるという人も少なくありません。
結果、今社会問題となっているのが”・・・
シニアの栄養失調
70歳以上の中には、ダイエットをされたり、
食事の量が減ることによる栄養失調が増えています。
戦後直後がならいざ知らず、
飽食の今の日本で栄養失調の人がいる。
それも結構な人数がいることはあまり知られていません。
特にたんぱく質の摂取量が
極端に減る傾向にあることから、
肉やたまごなどを積極的に取りながら
ダイエットよりもフレイルに陥らないように
適切な運動を続け、
健康寿命を延ばす取り組みをされること
お勧めいたします。
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フィジオセンター盛岡で。
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