2025/04/01

小学生の運動習慣が一生を左右する理由

 

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「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」によりますと、運動習慣:週3日以上の強めの活動を含む160分以上の運動が推奨されていますが、どうすればいいのでしょうか?

成長期に欠かせない「運動」という栄養

骨や筋肉、内臓、神経…子どもの身体は日々変化しながら育っています。この成長を支えるためには「栄養」や「睡眠」はもちろんですが、「運動」が欠かせません。

運動によって骨は刺激されて強くなり、筋肉が発達し、代謝も上がって健康な身体が作られていきます。

そのため、小学校・中学校・高校と体育の授業が義務付けられているのです。

 

「体育だけ」では足りない時代に

 

ところが最近では、体育の授業すら十分に行われていないケースも増えています。少し具合が悪いと簡単に体育を休める環境になっていたり、熱中症を避けるために内容が控えめになっていたり…。

昔と違って、強制的に走らされるような授業はほとんどなくなっています。

このような背景から、成長期に必要な運動量を体育だけでは補いきれなくなっているのです。

 

運動不足がもたらす子どもたちの「早すぎる老化」

運動不足はすぐに健康問題として現れます。例えば、最近では20代で「若年性フレイル(体力低下)」になる人も出てきており、早期の糖尿病や肥満、精神面での不調にもつながります。

これは、幼少期や思春期に運動習慣がないことが大きな原因の一つです。

 

「週3回・60分・やや強め」が理想の運動

厚生労働省の指針では、子どもに必要な運動量として「週3回、1回60分程度、やや強めの運動」が示されています。

これはちょうど、昔の体育の内容に近いものです。部活動やスポーツ少年団に入っている子どもたちはこの基準を満たしているので、心配はいりません。

問題は、それ以外の子どもたち。塾通いやゲーム中心の生活を送っていると、どうしても運動不足になりがちです。

 

運動は「特技」じゃなくて「習慣」でいい

「運動は得意じゃないから…」と敬遠する子もいるかもしれません。でも、大事なのは競技の上手さではなく「運動する習慣」を持つこと。

最近はスポーツ少年団も多様化していて、サッカーや野球だけでなく、アーチェリーやフェンシング、クライミングなどマイナー競技も選べる時代です。格闘技系でも少林寺拳法や太極拳など、身体づくりに役立つ選択肢があります。

まずは、「体を動かしてみる」ことが一歩目です。

 

集団が苦手でも大丈夫。選べる運動の形

スポーツクラブや集団行動が苦手な子も安心してください。最近は子ども向けのトレーニングジムやフィットネススクールも充実しており、専門家の指導のもと、個々の体力や年齢に合った運動ができます。

小学生と中学生、高校生が同じ運動をすることはできません。それぞれに合った内容・強度・時間が大切なのです。これは家庭では判断が難しいため、プロの手を借りることをおすすめします。

 

運動は「一生の石づえ」

運動は子どものときだけでなく、大人になってからも、シニアになってからも必要です。

しかし、その「習慣」をつけるのに最適なのが、実はこの小学生の時期。ここで体を動かす習慣がついているかどうかが、将来の健康に大きく関わってきます。

生活習慣病、メンタル不調、慢性疲労など…大人になってから悩まないためにも、「今、運動する」ことが何より大切なのです。

 

まずは一歩、踏み出そう

 

「何をすればいいか分からない」――そんなときは、近くのスポーツクラブやジム、地域の運動教室などを調べてみてください。体験から始めて、子どもに合った方法を探していきましょう。

未来の健康は、今の一歩から。

子どもたちの健やかな成長のために、ぜひ「運動のある日常」を始めてみませんか?

 

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