2024/09/10
朝から偏頭痛や肩が凝っている方はストレートネックに注意が必要です
現代社会では、スマートフォンやパソコンを長時間使用する機会が増えています。
その結果、首が前方に突き出す姿勢を続けることが多くなり、首の正常なカーブが失われてしまうことがあります。この状態が「ストレートネック」と呼ばれるものです。特に、長時間デスクワークを行う人や、スマホをうつむいて見る時間が長い人に多く見られる現象で、首や肩への負担が大きく、慢性的な痛みや不調につながります。
ジムの会員さんの悩み
最近、あるジムの会員さんから「午後から偏頭痛や肩こりに悩まされていたが、最近は朝起きた時点ですでに頭痛や肩の不調を感じるようになった」との相談を受けました。この方は、夜しっかり睡眠を取っても、朝起きた瞬間から疲れを感じるという症状に悩まされていたのです。日中の活動が影響していると思っていた頭痛や肩こりが、実は睡眠中の姿勢や枕の影響によるものではないかと疑い始めました。
枕の高さが首に与える影響
睡眠中、私たちの首と頭は数時間同じ姿勢で固定されます。このとき、枕の高さが合っていないと、首が不自然な角度になり、ストレートネックが悪化したり、さらなる筋肉の緊張を引き起こします。特に、枕が高すぎると首が前に曲がり、逆に低すぎると頭が下がりすぎてしまい、首の自然なカーブが崩れてしまいます。この結果、朝起きた瞬間から頭痛や肩こりが生じることがあります。
枕の高さが解決策の鍵
先述の会員さんは、枕の高さに目を向け始めました。自分の首に合った枕を使うことで、首の負担が軽減され、朝の頭痛や肩こりが緩和される可能性に気づいたのです。実際に、高さの調整が可能な枕や、自分の首の形状に合ったオーダーメイドの枕を試してみたところ、朝起きた時の不快感が軽減され、午後になると起こっていた偏頭痛も改善したとのことです。
適切な枕選びのポイント
自分に合った枕を選ぶためには、以下のポイントに注意することが重要です。
1. 高さ:横になったとき、首と頭が自然な位置に保たれる高さが理想です。
2. 硬さ:柔らかすぎず、しっかりと首を支えてくれるものが良いです。
3. 素材:通気性がよく、首や頭にかかる圧力を分散してくれる素材がおすすめです。
これらのポイントを踏まえ、実際に自分で試してみて、朝起きたときの感覚を確認することが大切です。
まとめ
ストレートネックは、現代人に多く見られる悩みの一つですが、適切な枕を選ぶことでその症状を緩和することができます。特に、朝から頭痛や肩こりを感じている場合は、枕の高さに注目し、首を楽にできる環境を整えることが重要です。快適な睡眠環境を整えることで、日常生活の質を向上させることができるでしょう。
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