2024/10/01
骨盤底筋群と内臓脱の急増
近年、骨盤底筋群の衰えによる内臓脱や尿もれが問題視されています。
特に、中高年女性のみならず、若い世代にもこの問題が広がっている点が注目されているようです。
内臓脱とは、骨盤底筋群が弱まり、膀胱や子宮、直腸などの内臓が正しい位置からずれたり、外に脱出してしまう状態を指します。
これは、日常生活に大きな支障をきたすため、予防と対策が急務となっています。
骨盤底筋群とは?
骨盤底筋群は、骨盤の底に位置する筋肉の集合体で、膀胱や子宮、直腸を支える役割を果たします。この筋肉群は、排泄や性機能、内臓の位置維持に不可欠です。特に女性においては、妊娠・出産や加齢により、骨盤底筋群が弱まりやすくなります。
しかし、現代では出産経験のない若い女性でも骨盤底筋群が弱体化し、内臓脱や尿もれのリスクが高まっていることが問題視されています。その原因の一つが、運動不足です。
中高生にも増える尿もれ:運動不足が原因?
中高年だけでなく、今や若い女性、中高生の間でも尿もれの問題が見られるようになってきました。
その背景には、現代のライフスタイルが深く関わっています。
デジタル化の進展により、運動不足が深刻化している現状があります。
特に中高生は、スマートフォンやゲームに時間を費やすことが多くなり、日常的に体を動かす機会が減少しているため、骨盤底筋群も鍛えられないままです。
運動不足によって全身の筋力が低下するのと同様に、骨盤底筋群も弱まりやすくなります。
特に、デスクワークや座りっぱなしの生活は、この筋肉群に大きな負担をかけ、結果として尿もれのような問題を引き起こします。若い世代の骨盤底筋群の衰えは、今後の健康に深刻な影響を及ぼす可能性があるため、早期の対策が求められます。
お風呂の水が漏れる?中高年女性に増える内臓脱
一方で、加齢に伴って骨盤底筋群がさらに弱まることで、中高年女性には特に内臓脱や子宮脱の症状が増えています。
特に内臓脱は、単にトイレでの尿もれだけでなく、
日常生活のさまざまな場面で影響を与えます。
例えば、入浴中に膣内にお湯が入り、その後出てくるという現象は、骨盤底筋群の衰えによって引き起こされます。
通常、この筋肉群が内臓や膣を支え、体液や異物が入り込むのを防いでいますが、
筋肉が弱るとその機能が低下し、このようなトラブルが発生するのです。
これは、羞恥心からなかなか人に相談できず、症状が進行するケースも多いと言われています。
骨盤底筋群を鍛える重要性
では、どうすれば骨盤底筋群を鍛えることができるのでしょうか? その答えの一つが「レッドコードです」です。
骨盤底筋群は普通のジムや運動などで鍛えることは難しいとされています。
しかし、レッドコードを活用することで、誰でも無理なく鍛えることが可能です。
現代社会において、若い世代から中高年まで、骨盤底筋群の衰えによる内臓脱や尿もれの問題が急増しています。
運動不足やライフスタイルの変化がこれらの問題の原因となっていることは明らかです。
もし、尿もれや内臓脱や子宮脱でお困りの場合は、
お気軽にフィジオセンター盛岡の女性スタッフにお声がけいただければ幸いです。
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